【データで見る】J2 第39節プレビュー vol.3 福岡-横浜/北九州-京都/大宮-長崎
配信日:2015/10/30 02:57
Written by
中山 亮

Business graph with abstract numbers and figures
■アビスパ福岡対横浜FC
アビスパ福岡:20勝10分8敗/3位
横浜FC:11勝12分15敗/16位
■確実に先制、確実に勝利するアビスパ福岡
シーズン後半戦で2敗、現在8試合連続負けなしでしかもその8試合の成績が7勝1分と一気に後半戦の主役に躍り出たアビスパ福岡。
アビスパ福岡の強みは至ってシンプル。先制した試合がリーグ5位の21試合、そして先制された試合がセレッソに次いで2番目に少ない13試合と安定した先制率を誇り、その先制した試合で85.7%の勝率はリーグ2位、さらに無敗と、派手さはないものの堅実に勝ち点を積み重ねる事ができています。
一方の横浜FCは24節から8連敗とどん底だった状態もそれ以降の7試合で敗れたのは1試合のみと状態は上向きながらも、ここ3試合連続引分け中と良いとまでは行っていないという状態でしょうか。
横浜FCが勝ち点を取る為には先制されない事が必須です。
■ギラヴァンツ北九州対京都サンガ
ギラヴァンツ北九州:16勝4分18敗/9位
京都サンガ:9勝14分15敗/19位
■先制率・先制される率がリーグワーストの京都サンガ
勝利数だけなら愛媛FCや東京ヴェルディと並びリーグ5位タイのギラヴァンツ北九州。にもかかわらず順位が9位なのは引き分けがリーグ最少、リーグ平均の半分以下とずば抜けて少ないからに見えますが、しかし一方で先制した試合の勝率が5位と決して少なくはありません。ではどこに原因があるのかというと、先制されてしまう試合が22試合とリーグで3番目に多いから。リーグで唯一0-0の引き分けが一度もない事でもわかりますが、とにかく失点してしまう試合が多くなっています。
一方、前節の引き分けでJ2記録となる9試合連続引き分けとなった京都サンガ。
9試合連続引き分けともなると引き分け数もリーグ最多ではないかと思われてしまいがちですが、実は前半戦に引き分けが少なかったので実はそうでもありません。
ただ、J2の中では資金的にまだ余裕があると思われる京都が入れ替え戦圏の21位大分トリニータとの勝ち点差が3とまだまだ厳しい戦いが続いていきそうなのは、先制率・先制される率がリーグワーストだからです。
■大宮アルディージャ対V・ファーレン長崎
大宮アルディージャ:23勝7分8敗/1位
V・ファーレン長崎:14勝15分9敗/5位
■先制点が試合を決める可能性大
首位を独走したままシーズンを終えるかとも思われた大宮アルディージャでしたが、ここ10試合で2勝3分5敗と一気にペースダウン。特に早い時間に失点することが増えています。
今シーズンの大宮アルディージャの強みはなんといっても先制した時の勝率。21勝1敗で勝率95.5%はダントツでリーグ1位。それだけにペースを取り戻すにはまず早い時間帯に失点しないことが大切になってきそうです。
一方のV・ファーレン長崎もチームの傾向は同じく先制した試合で確実に勝ち点を重ねるスタイル。先制時の勝率75%は大宮に比べると劣るものの、リーグ6位の成績。さらにリーグ最少失点を誇るチームでもあります。
サッカーでは先制点を奪ったチームがかなり有利になる競技ですがその中でも特にこの試合は先制点が大きなポイントになりそうです。
アビスパ福岡:20勝10分8敗/3位
横浜FC:11勝12分15敗/16位
■確実に先制、確実に勝利するアビスパ福岡
シーズン後半戦で2敗、現在8試合連続負けなしでしかもその8試合の成績が7勝1分と一気に後半戦の主役に躍り出たアビスパ福岡。
アビスパ福岡の強みは至ってシンプル。先制した試合がリーグ5位の21試合、そして先制された試合がセレッソに次いで2番目に少ない13試合と安定した先制率を誇り、その先制した試合で85.7%の勝率はリーグ2位、さらに無敗と、派手さはないものの堅実に勝ち点を積み重ねる事ができています。
一方の横浜FCは24節から8連敗とどん底だった状態もそれ以降の7試合で敗れたのは1試合のみと状態は上向きながらも、ここ3試合連続引分け中と良いとまでは行っていないという状態でしょうか。
横浜FCが勝ち点を取る為には先制されない事が必須です。
■ギラヴァンツ北九州対京都サンガ
ギラヴァンツ北九州:16勝4分18敗/9位
京都サンガ:9勝14分15敗/19位
■先制率・先制される率がリーグワーストの京都サンガ
勝利数だけなら愛媛FCや東京ヴェルディと並びリーグ5位タイのギラヴァンツ北九州。にもかかわらず順位が9位なのは引き分けがリーグ最少、リーグ平均の半分以下とずば抜けて少ないからに見えますが、しかし一方で先制した試合の勝率が5位と決して少なくはありません。ではどこに原因があるのかというと、先制されてしまう試合が22試合とリーグで3番目に多いから。リーグで唯一0-0の引き分けが一度もない事でもわかりますが、とにかく失点してしまう試合が多くなっています。
一方、前節の引き分けでJ2記録となる9試合連続引き分けとなった京都サンガ。
9試合連続引き分けともなると引き分け数もリーグ最多ではないかと思われてしまいがちですが、実は前半戦に引き分けが少なかったので実はそうでもありません。
ただ、J2の中では資金的にまだ余裕があると思われる京都が入れ替え戦圏の21位大分トリニータとの勝ち点差が3とまだまだ厳しい戦いが続いていきそうなのは、先制率・先制される率がリーグワーストだからです。
■大宮アルディージャ対V・ファーレン長崎
大宮アルディージャ:23勝7分8敗/1位
V・ファーレン長崎:14勝15分9敗/5位
■先制点が試合を決める可能性大
首位を独走したままシーズンを終えるかとも思われた大宮アルディージャでしたが、ここ10試合で2勝3分5敗と一気にペースダウン。特に早い時間に失点することが増えています。
今シーズンの大宮アルディージャの強みはなんといっても先制した時の勝率。21勝1敗で勝率95.5%はダントツでリーグ1位。それだけにペースを取り戻すにはまず早い時間帯に失点しないことが大切になってきそうです。
一方のV・ファーレン長崎もチームの傾向は同じく先制した試合で確実に勝ち点を重ねるスタイル。先制時の勝率75%は大宮に比べると劣るものの、リーグ6位の成績。さらにリーグ最少失点を誇るチームでもあります。
サッカーでは先制点を奪ったチームがかなり有利になる競技ですがその中でも特にこの試合は先制点が大きなポイントになりそうです。
この記事を書いたライター: 中山 亮
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