モウリーニョ、3年目のジンクスは逃れられないのか

配信日:2015/11/05 05:01 Written by 中山 亮
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モウリーニョ、3年目のジンクスは逃れられないのか
LONDON, ENGLAND - OCTOBER 31: Jose Mourinho Manager of Chelsea looks on during the Barclays Premier League match between Chelsea and Liverpool at Stamford Bridge on October 31, 2015 in London, England. (Photo by Ian Walton/Getty Images)
先日行われたプレミアリーグ第11節。調子の上がらないチェルシーとユルゲン・クロップ就任後5試合目となるリバプールとの一戦が行われ、チェルシーが先制したもののリバプールが逆転。クロップがリーグ戦初勝利をあげる結果となった。この敗戦でチェルシーは既に6敗目。順位も16位となっている。

この日のチェルシーは4-2-3-1を採用。守備の問題を解決しようと4-1-4-1にした事もあったが4-2-3-1に戻し、ボランチはセスクをベンチに置き、先発はミケルとラミレス。また1トップにはジエゴ・コスタが入り、2列目は右からウィリアン、アザール、オスカルの並び。システムから始まり、ボランチの人選や、アザールとオスカルのポジションを入れ替えてる事からもモウリーニョが何とかチームのバランスを取り戻そうと苦心している様子が窺い知れる。

一方のリパプールはベンデケをベンチに置いて前線にはフィルミーノとララーナが流動的に動く4-4-2を採用。ベンデケはフィットネスの問題で離脱しており、ドクターからOKは出ているとの事だが、大事をとってという事なのだろう。監督を代えたリバプールはまだまだチームが出来上がっているはずもない手探り状態だと感じさせる。

両チームの状態を考えると静かな戦いになるかと思われた一戦だが、意外にも開始4分に試合が動く。
チェルシーの左サイドにジエゴ・コスタとアザールが流れ人数をかけた状態からジエゴ・コスタがボールをキープしその外側をアスピリクエタが上がっていく形でリバプールの右サイドを完全に崩しきると、余裕をもって上げたクロスに飛び込んできたラミレスが頭で合わせてゴール。立ち上がりにチェルシーが先制する。

この先制点でチェルシーが試合をコントロールできるかと思われたが、そうならないのが今期のチェルシー。ミスが多くリバプールも決して良いとはいえない状態ながら、チェルシーはDFラインやと中盤の4-4のラインが簡単に下がってしまう事が多く、徐々にリバプールがボールをキープする時間が増え、チェルシーゴール前にまでボールを運ぶ回数が増えていく。
守備ブロックを下げること自体は絶対的に悪い事だという訳ではないので、ブロックを下げたとしても効果的なカウンターを繰り広げる事がでいれば問題ないのだが、オスカルとアザールを入れ替えた効果を感じさせる事はほとんふぉど無くそのカウンターがウィリアンの個人技頼みでしかない。ジエゴ・コスタにボールが渡っても昨シーズンのキレは感じられない。チェルシーは何とか低い位置で人数をかけて守っていたが、前半アディショナルタイムに右サイドでミルナ―からフィルミーノを経由してコウチーニョにボールを繋ぎボランチを動かされると、コウチーニョがあわてて飛び込んできたラミレスを鮮やかな切り替えしでかわして左足シュート。これがネットを揺らしリバプールが同点に追いつく。

後半、チェルシーはほとんど効果がなかったアザールとオスカルのポジションをいつもの並びに戻すと、立ち上がりにはオスカルが中央で突破を見せるがそれもそこまで、さらにアザールに代えてケネディを投入し、直後にはケネディが積極的なプレーを見せるがそれもそこまでとモウリーニョにとってツラい状況が続くと、リバプールは前線にベンデケを投入、チェルシーもセスクをボランチに入れるが、
74分にサコの自陣からのロングフィードをベンデケがコウチーニョに落とすと、テリーとケイヒルを外して放ったシュートで追加点。さらに84分にはゴールキックからのロングボールをベンデケが落として右サイドに渡り、ボックス内で再びベンデケにボールが渡ると、テリーとケイヒルが寄せきれずに3点目を決められた。

先発メンバーからも、起用や配置でモウリーニョが何とかしようとしている様子は感じられるがうまくいかない。試合中の修正からも様々な手を打っており、その直後には上手くいきそうな気配はあるのだが続かない。またこの試合では2失点目の後にファルカオを入れジエゴ・コスタとファルカオを並べてみても厳しいとかなり辛い状態。
スタンフォード・ブリッジのチェルシーサポーターからは何度もモウリーニョのチャントが唄われ、失点するたびにも繰り返さし唄われていたのだが、この試合では改善の兆しを感じることは残念ながらできなかった。
今シーズンは鬼門とも言われるモウリーニョの3年目。
ここからモウリーニョはチームを改善することができるのか。その為にどう動いてくるのか。
またはそのまま3年目のジンクスに飲み込まれてしまうのか。
モウリーニョは厳しい状況に追い込まれている。
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