先日、レアル・マドリードの監督を務めているカルロ・アンチェロッティについて解任の可能性があることをお伝えしたが、その懸念は現実のものとなってしまった。

今月25日、レアル・マドリードは記者会見を開き、その中でフロレンティーノ・ペレス会長によってアンチェロッティ監督の解任が公式に発表された。今季リーガ無冠に終わったことの責任を取らされた形となった。これまでも、レアル・マドリードにおいて無冠を理由に解任された監督は数多いるが、アンチェロッティもその慣習に習う形となった。


さて、アンチェロッティの今後についてだが、解任発表が報じられた直後、早くもACミランが接触を行っているとの情報が入ってきた。

解任直後、アンチェロッティとACミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOがマドリード市内で会食をしていると報じられた。イタリア・メディア「フットボール・イタリア」による。

ACミランは今季監督に就任したフィリッポ・インザーギが解任濃厚。
前節トリノ戦では審判にクレームをつけ、後半は退場処分を受けたのかベンチにいる事すら許されなかった。TVカメラには、シャーラウィの3点目の入った直後、なにかホッとしているような、そんなインザーギの姿が映されていた。

かねてから、ACミランが次期監督候補としてアンチェロッティに接触する可能性については報じられてきた。

かつての名将の復活が、にわかに現実味を帯びてきた。

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