アンチェロッティ氏獲得を狙うミラン、監督オファーの裏事情

配信日:2015/05/29 15:30 Written by ANNO ZERO
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アンチェロッティ氏獲得を狙うミラン、監督オファーの裏事情
レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ元監督へ次期指揮官就任のオファーを出しているミランが、同氏からの回答は現地6月2日の予定と明言した。

R・マドリードでのアンチェロッティ氏の去就が明らかになる以前から、同氏獲得の機会を探っていた様子のミランは、CEOアドリアーノ・ガッリアーニ氏をスペインに送り込み、解任発表の直後から説得を開始。来季1年は休暇との報道があるアンチェロッティ氏だが、現在のところ今後の去就については発表されていない。

ガッリアーニ氏は、伊メディア『スカイ・スポーツ』に向けて28日、「アンチェロッティ氏の回答は、来週火曜日(現地6月2日)になる」とコメント。場合によっては、アンチェロッティ氏の休暇先に出向いて説得を続けるつもりだとも語っている。

だが、イタリア現地ではアンチェロッティ氏のミラン指揮官就任は、実現不可能との見方が多い。その理由の1つは、同氏のバイエルン次期監督就任の噂だ。ジョゼップ・グアルディオラ監督の契約が満了となる来シーズン終了時まで休暇をとった後、2016-17シーズンから指揮を執ると言う話が飛び交っているからだ。

成績が物語るミランの現状とそのチームを立て直すために不可欠な経済力の不足を考えると、名将と呼ばれるまでに上り詰めたアンチェロッティ氏を迎えるには、いささか無理がある。頼みのアジア人実業家との身売り話も頓挫したままだ。

2つ目の理由は、シルビオ・ベルルスコーニ会長の政治活動戦略との見方だ。アンチェロッティ氏の回答日とされる6月2日まで、イタリアは州知事選挙の真っ最中。アンチェロッティ氏獲得への動きは、あくまでも選挙期間に同会長自身が党首を務める政党、『フォルツァ・イタリア』への票集め。ミランファンの票を獲得するためのアピールであり、メディア露出を狙ったパフォーマンスの可能性があるというものだ。

アンチェロッティ氏以外にも、フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督、サンプドリアのシニシャ・ミハイロビッチ監督やセビージャのウナイ・エメリ監督がミラン指揮官有力候補と現地メディアは予想。前ユヴェントス監督で現在イタリア代表で指揮を執るアントニオ・コンテ監督や同代表をW杯優勝へ導いた経験を持つマルチェロ・リッピ氏の名前も挙がっている。
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