ルーマニア１部リーグに所属するブラジル人FWエリック・デ・オリベイラが、Jリーグの松本山雅に新加入することが決定的となった。松本山雅のJ１残留に向けて、強力な助っ人が加わることになる。また、海外で報じられた際に、YamagaとYamagataの表記が似ていることから、松本山雅なのか？モンテディオ山形なのか？といった混乱も生じた。そんなエリック・デ・オリベイラとは、一体どんな選手なのだろうか？

　エリック・デ・オリベイラは、ブラジル出身の１７４cmのFW。２０１０年と２０１３年にはルーマニアリーグで最優秀選手に選ばれたが、２０１５シーズンは１３試合中２得点に終わった。彼の持ち味は、左足から繰り出される超豪快なシュートだ。ミドルレンジからでも積極的にシュートを放ち、その超豪快なシュートはスピードを落とすことなくゴールに突き刺さる。相手の選手からしてみれば、守りずらい選手である。

　松本山雅は現在J１リーグ１３位につけている。（６月３日時点）降格圏内の１６位とは勝ち点２しか離れていない。１試合で順位がひっくり返る可能性もあるわけだ。総得点数も下から数えて３番目に少ない数字だけに、新加入のエリック・デ・オリベイラには大きな期待がかかっている。はたして、エリック・デ・オリベイラは松本山雅の救世主となれるのだろうか？

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