シーズン最終戦の後にロベルト・ディ・マテッオ監督が解任されてシャルケの次期監督の有力候補の一人とされているマルク・ヴィルモッツベルギー代表監督。彼の母国であるベルギーの新聞によると、現在残っている２０１８年までの契約を解除しすぐにシャルケの監督になる契約を結ぶためには２万ユーロ（約８億８０００万円）の違約金を払う事が条件だとしている。

ヴィルモッツ氏は１９９６年から２０００年、２００１年から２００３年にシャルケに在籍し合計で１３８試合に出場、２８得点を上げている。ベルギー代表でも２００２年のワールドカップ日本戦で得点を上げるなど７０試合に出場するなど輝かしい経歴を持っている。また前回のブラジルワールドカップではベルギー代表監督としてチームをベスト８に導くなど指導者としても着実に実績を積んでいる。

シャルケのマネージャーであるホルスト・ヘルト氏は「監督を招聘するのに違約金が掛かるかどうかが判断基準ではない。大事なのはチームにとって最高の解決策を見出すことだ」とコメントしている。監督の実績もあり、サポーターに未だに絶大な人気を誇るヴィルモッツ氏をシャルケは迎え巻き返しを図る事が出来るか。

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