モウリーニョとチェルシーの鬼門の「3年目」

配信日:2015/07/31 08:40 Written by yohji
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モウリーニョとチェルシーの鬼門の「3年目」
BREMEN, GERMANY - AUGUST 03: Headcoach Jose Mourinho of Chelsea during the pre season friendly match between SV Werder Bremen and FC Chelsea at Weserstadion on August 3, 2014 in Bremen, Germany. (Photo by Martin Stoever/Bongarts/Getty Images)
チェルシーの昨シーズンは終始安定した戦いぶりをみせつけ、最終的に2位のマンチェスター・シティに8ポイントの差をつけて5年ぶりにプレミアリーグ優勝を果たした。そして開幕が迫りつつある新シーズン。チェルシーは連覇を成し遂げることができるだろうか。

6年ぶりにチェルシー復帰を果たしたモウリーニョは、1年目は無冠に終わるが欠けていたストライカーと司令塔というピースを加えると、2年目にはしっかりとタイトルを獲得して見せた。2年目には結果を出すというのはこの男で、チェルシーの第一政権の時とその後率いたインテルでも2連覇を果たし、さらにレアル・マドリーの時代には1年目は優勝を逃すものの、2年目にはリーが制覇を成し遂げた。ここまで積み上げてきたタイトルの数は流石というほかない。

そこで問題になってくるのが3年目のシーズンだ。チェルシーとマドリーでの就任3年目は、いずれもクラブ首脳陣や選手との確執が表面化し3年目でチームを後にした。自身を「スペシャルワン」と表現するほどのアクの強いキャラクターは、どうしても各方面との摩擦を生み、同じチームを長い間率いるのを難しくしているのかもしれない。しかし、今回のチェルシーでは長期政権を望んでいることを公言している彼にとって、この3年目が重要なシーズンになることは間違いない。

戦力面で大きな動きがあったのは、ベテランのFWドログバとGKのチェフの放出。チェルシーのレジェンド達が共に旅立って行き、FWにはファルカオとGKにはベゴビッチをそれぞれ獲得している。チェフに関してはレギュラーポジションを奪ったクルトゥワが既に世界最高レベルの域に達しており、バックアッパーとして使われていたドログバも終盤はチームを助けてくれたが、ファルカオの加入で戦力の損失はそこまで大きくはないだろう。

だが一つ問題なのは、このファルカオとクアドラードのコロンビアコンビのクオリティの問題だ。ファルカオは昨シーズン過ごしたマンチェスター・ユナイテッドではまさにどん底のシーズンを送り、その後のコパ・アメリカでも精彩を欠き本来のプレーとは程遠い姿をしていた。フィオレンティーナで活躍し1月に新加入したクアドラードも、入れ替わりで去っていったアンドレ・シュールレほどのインパクトをまだ残せていない。現エースのジエゴ・コスタやレミーがケガの多い選手だけあって、この2人の活躍に大きな期待が寄せられているが、まだこの青いユニフォームが似合うに至ってない。

それでもチェルシーが優勝候補の最右翼であることは変わらない。昨シーズンから維持している安定した戦力と高いチーム力を他のチームが打ち崩すのは困難であろう。8月にはいるとすぐにアーセナルとのコミュニティー・シールドの一戦があり、フィオレンティーナ戦を挟んでついに8月8日にスウォンジー戦の新シーズンが始まる。リーグ戦連覇やCL優勝など大きな目標が待っているモウリーニョとチェルシーは、ここで躓くわけにはいかない。
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