変わる欧州の勢力図、落日のオランダリーグ

配信日:2015/08/08 10:27 Written by 西浦昇
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変わる欧州の勢力図、落日のオランダリーグ
各国リーグは開幕を控えているが、すでにチャンピオンズリーグ、ヨーロピアンリーグの予備予選は開催されており、先日もプレイオフに向けての試合が行われた。

そんな中、オランダのクラブが低調である。

CL予備予選
アヤックス(オランダ)対ラピド・ウィーン(オーストリア)
⇒合計スコア4-5でアヤックスが敗退。ヨーロピアンリーグのプレイオフに回る。

EL予備予選
イスタンブル・バシャクシェヒルFK(トルコ)対AZ(オランダ)
⇒合計スコア1-4でAZが勝利し、プレイオフに進出!
フィテッセ(オランダ)対サンザンプトン(イングランド)
⇒合計スコア0-5で敗退

まずはCL予備予選だが、アヤックスがラピド・ウィーン相手に敗戦。
EL予備予選でもクジ運の悪さもありフィテッセがサウザンプトン相手に敗戦。AZはトルコのバシュクシェヒル相手にプレイオフに進出した。
結果、プレイオフに残ったのは、ヨーロピアンリーグのアヤックスとAZの2チームとなり、対戦相手は以下の通り。

ヤブロネツ(チェコ3位)vsアヤックス(オランダ2位)
アストラ・ジュルジュ(ルーマニア4位)vsAZ(オランダ3位)

しかし、近年のオランダ勢の結果を考えると実力伯仲ではないだろうか。
なお、AZの対戦するアストラには、日本人の瀬戸選手が在籍している。

UEFAのカントリーランキング(過去5年間のUEFA主催の大会での成績をポイント化したランキング)に目を移しても、10位に位置しており、ここ数年の不振を反映した結果となっている。
(参考:https://en.wikipedia.org/wiki/UEFA_coefficient)
なお、上位からスペイン、ドイツ、イングランド、イタリア、ポルトガル、フランス、ロシア、ウクライナ、ベルギー、オランダ、スイス、トルコとなっている。
近年、活躍の目立つロシア、ウクライナの方が上であるばかりか、隣国のベルギーにも抜かれた。

一方のチャンピオンズリーグにはPSVがストレートインで出場するが、チーム得点王のメンフィス・デパイや、ジョルジニオ・ワイナルドゥム等、中心選手を放出しており、UEFAのランキングポイントを獲得する事は難しいと思われる。

数多くのスターを輩出し、日本人選手も在籍した事のあるオランダリーグであるが、近年のUEFAの大会では結果を出せていない。
理由の一つとして上げられるのは、強豪クラブのスカウティング網が発達した事によって、これまでは獲得できていた才能のある若手選手を獲得できなくなった。
また、若手選手がオランダリーグから次のステップアップのクラブに移籍するのが早くなり、戦力をキープできなくなったのも原因だろう。
詳細なデータについては調べる事ができないが、スタジアムの収容人数などから推測すると財政的な規模も小さいと思われる。

昨年のブラジルワールドカップでも3位になった実力国であるが、クラブはヨーロッパで結果を出せない、といった状況はこれからも続きそうである。

筆者の杞憂かもしれないが、Jリーグの若手選手が早くから海外リーグへ移籍するのを見ると、将来的にはJリーグもオランダリーグのようになるのではないか?と不安である。
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