現地時間６日、欧州各地でEURO予選が行われアイスランドはカザフスタンと試合を行った。この試合、勝利すれば自力での本戦出場となり、引き分けでも２位以内を決定づける可能性がある。

　試合は好調なアイスランドが支配する形でゲームを進める。３４分と４７分に決定的なチャンスが訪れるも、相手GKのファインセーブにあいゴールを決めることができない。すると８９分、アイスランドは相手選手に危険なプレーを犯してしまいレッドカード退場で１０人になってしまう。それでも無失点でしのぎきったアイスランドは０−０とし、グループ２位以内が確定し初のEURO本戦出場を決めた。

　試合後にアイスランドを率いるラーゲルベック監督は「ヒーローは私ではなくて、この偉業を成し遂げた選手達だよ。私はただの監督。私はこのチームと共に素晴らしい仕事ができて誇りに思うよ」と語り、歴史に名を刻んだ選手達を褒め称えた。

　オランダやチェコ、トルコといった強豪国がひしめくグループAで、小国アイスランドがまさかの首位。いや、次々とスター軍団が生まれているベルギーのように、数年後にはスター軍団を排出する大国になるかもしれない。

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