小国がやってのけた大きな功績・・・アイスランドサッカー、飛躍の秘密

配信日:2015/09/11 09:59 Written by ST
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小国がやってのけた大きな功績・・・アイスランドサッカー、飛躍の秘密
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対カザフスタン戦に引き分けて史上初のヨーロッパ選手権の出場を決めたアイスランドだが、これは偶然ではない。前回のW杯予選ではプレーオフまで進出し、最後の最後でクロアチアに敗れてしまったが、近年、その実力はヨーロッパに知れ渡っていた。今回は、3つの観点から飛躍の秘密を追ってみた。

まず最初に、快挙の裏には約10年前のプロジェクトから始まっていた。今の主力が16歳の頃からプロジェクトは進められてきており、その一人である現在ニュルンベルクに所属するルリキ・ジスラソンは「我々は16歳から同じフォーメーションで常に戦っているから、他の選手たちがどういう役割を果たせばいいのか分かっているんだよ。」と話す。

2つ目は、アイスランド国内のサッカーを取り巻く環境整備だ。雪が多いアイスランドは年間を通して外で練習する条件が揃わなかったが、大きな屋内施設を国内の多くの場所で建設し、1年を通してサッカーグランドで練習できる環境を整えた。また、コーチの育成にも力を入れ、プロクラブの下部組織にいるコーチには、全員Aライセンスの取得が義務付けられた。それに伴いコーチの質も上がり、結果としてリーグ、代表チームの底上げになった。

3つ目の要因は、2011年から指揮を取るスウェーデン人のラーシュ・ラーゲルベック監督の存在だ。長らくスウェーデン代表の職に就いていた彼は、自身を「現実主義者」と呼び、限られた選手の中で最適な戦術を採用するのに長けている。このチームで彼が選んだサッカーは、ポゼッションサッカーではなく、4-4-2をベースにした堅守速攻だった。その結果、彼の就任以降のFIFAランキングは、112位から23位まで上昇し、今回の快挙に繋がった。

この様に、アイスランドサッカーは長い年月をかけて地道に強化を図り、今回の大きな成功を収めた。来年の本大会でも台風の目になれるかが注目だ。
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