マンチェスター・ユナイテッドに所属するスペイン代表GKダビド・デ・ヘアは、EURO2016予選のウクライナ戦に挑む同代表の試合で好セーブを連発したことで自信をつけたようだ。13日にクラブのオフィシャルサイトでコメントを発表している。

　スペインはEURO2016予選の最終節でウクライナと対戦した。予選突破に望みをつなぎたいウクライナは猛攻を仕掛ける。立て続けにシュートを放ったウクライナだが、デ・ヘアが足でセーブするなど神がかり的な反応を見せゴールを決められない。対するスペインもなかなか得点を奪えなかったが、21分にマリオ・ガスパルが決めて先制に成功した。

　その後もウクライナに押される展開が続いたが、デ・ヘアがしっかりとゴールを守り、1点を守りきったスペインが1-0でウクライナに勝利している。デ・ヘアはウクライナ戦を振り返り、自分のパフォーマンスに手応えを感じたようだ。

「自分の限界と競い合わないといけない。今日は運もあったけれど、良いプレーができた。これを続けていかないといけない。今がキャリア最高の時期だと思う。今日は素晴らしいチームパフォーマンスだった」

　スペインの正守護神はイケル・カシージャスが務めているが、ウクライナ戦で見せたデ・ヘアのパフォーマンスがきっかけに、その状況が変わるかもしれない。一時はユナイテッドでも守護神の座が危ぶまれたデ・ヘアだったが、今や正守護神として君臨している。

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