【データで見る】J1 2ndステージ第15節プレビュー Vol.2 名古屋-新潟/湘南-鹿島/甲府-広島
配信日:2015/10/24 07:30
Written by
中山 亮

digital tablet and financial report on table
名古屋グランパス対アルビレックス新潟
■先制点を奪った時の勝率が高い名古屋と、低い新潟
既に今季の残留を決めた年間順位10位の名古屋グランパスと前節の勝利で年間順位13位にまで順位を上げたアルビレックス新潟の対戦。
とはいえアルビレックス新潟は16位松本山雅FCとの勝ち点差はまだ6なのでもう1勝はしたい所です。
今シーズンの名古屋グランパスは先制点率は32.3%で下から3番目の16位とあまり良い成績ではありませんが、その先制した試合では90%をそのまま勝利につなげる事で勝ち点を積み上げてきています。
一方のアルビレックス新潟は先制した試合での勝率が38.5%の17位とリーグで下から2番目に低迷。先制されても逆転勝ちをする率は18.8%で6位と高い数字を残しているんですが、先制した時に勝ち切れない試合が多く、ここが厳しい順位になる要因となっています。
新潟が勝ち点を奪う事ができれば、今節の松本山雅FCの結果次第で残留が確定します。
湘南ベルマーレ対鹿島アントラーズ
■粘り強く勝ち点を積み重ねる湘南と、先行逃げ切りの鹿島
残留を決めた年間8位の湘南ベルマーレと年間順位6位ながらセカンドステージで勝ち点で並ぶ2位と優勝を争う鹿島アントラーズとの対戦。
湘南ベルマーレは先制点率が38.7%、先制点を奪われる率が54.8%と半分以上の試合で先制されていますが、先制した試合では66.7%とリーグ平均と同じ数字、また先に失点したゲームの中でも17.6%で逆転(リーグ8位)、35.3%で同点に追いつく(リーグ2位)と粘り強く勝ち点を奪う事のできるチームとなっています。
一方の鹿島は先制点率がリーグ3位の58.1%、さらにその内72.2%で勝利(リーグ5位)の成績を残しこの貯金のほとんどをセカンドステージであげ、いわゆる鹿島らしいチームになっています。
ファーストステージを8位に沈んでいますのでチャンピオンシップ出場の為にはセカンドステージ優勝したい鹿島。そのためには得意の先行逃げ切りの形に持って行きたい所。
ヴァンフォーレ甲府対サンフレッチェ広島
■先行逃げ切り型チーム同士の対戦
勝ち点を1以上獲得すると自力での残留が決まる年間順位11位のヴァンフォーレ甲府と現在年間順位1位のサンフレッチェ広島との対戦。
残留を決めるとチーム記録をさらに伸ばす連続4シーズン目のJ1となるヴァンフォーレ甲府。ヴァンフォーレ甲府の強みはなんといっても先制してからの逃げ切り力。先制率は35.5%とリーグ15位の成績で、先に失点してしまうと逆転勝利が無いものの、先制した11試合では10勝1敗と90.9%の勝率(リーグ3位)を誇ります。
一方のサンフレッチェ広島は先制した試合16試合で先制率51.6%とリーグ8位の成績ながらも、その16試合で15勝1分0敗で93.8%の勝率(リーグ2位)とこちらも圧倒的な成績を残しています。
また先に失点した12試合でも内5試合は逆転勝利となる逆転率41.7%(リーグ2位)となっています。
とはいえこの試合はどちらも先行逃げ切り型のチームですので、先制点がいつも以上に大きな意味を持ちます。
■先制点を奪った時の勝率が高い名古屋と、低い新潟
既に今季の残留を決めた年間順位10位の名古屋グランパスと前節の勝利で年間順位13位にまで順位を上げたアルビレックス新潟の対戦。
とはいえアルビレックス新潟は16位松本山雅FCとの勝ち点差はまだ6なのでもう1勝はしたい所です。
今シーズンの名古屋グランパスは先制点率は32.3%で下から3番目の16位とあまり良い成績ではありませんが、その先制した試合では90%をそのまま勝利につなげる事で勝ち点を積み上げてきています。
一方のアルビレックス新潟は先制した試合での勝率が38.5%の17位とリーグで下から2番目に低迷。先制されても逆転勝ちをする率は18.8%で6位と高い数字を残しているんですが、先制した時に勝ち切れない試合が多く、ここが厳しい順位になる要因となっています。
新潟が勝ち点を奪う事ができれば、今節の松本山雅FCの結果次第で残留が確定します。
湘南ベルマーレ対鹿島アントラーズ
■粘り強く勝ち点を積み重ねる湘南と、先行逃げ切りの鹿島
残留を決めた年間8位の湘南ベルマーレと年間順位6位ながらセカンドステージで勝ち点で並ぶ2位と優勝を争う鹿島アントラーズとの対戦。
湘南ベルマーレは先制点率が38.7%、先制点を奪われる率が54.8%と半分以上の試合で先制されていますが、先制した試合では66.7%とリーグ平均と同じ数字、また先に失点したゲームの中でも17.6%で逆転(リーグ8位)、35.3%で同点に追いつく(リーグ2位)と粘り強く勝ち点を奪う事のできるチームとなっています。
一方の鹿島は先制点率がリーグ3位の58.1%、さらにその内72.2%で勝利(リーグ5位)の成績を残しこの貯金のほとんどをセカンドステージであげ、いわゆる鹿島らしいチームになっています。
ファーストステージを8位に沈んでいますのでチャンピオンシップ出場の為にはセカンドステージ優勝したい鹿島。そのためには得意の先行逃げ切りの形に持って行きたい所。
ヴァンフォーレ甲府対サンフレッチェ広島
■先行逃げ切り型チーム同士の対戦
勝ち点を1以上獲得すると自力での残留が決まる年間順位11位のヴァンフォーレ甲府と現在年間順位1位のサンフレッチェ広島との対戦。
残留を決めるとチーム記録をさらに伸ばす連続4シーズン目のJ1となるヴァンフォーレ甲府。ヴァンフォーレ甲府の強みはなんといっても先制してからの逃げ切り力。先制率は35.5%とリーグ15位の成績で、先に失点してしまうと逆転勝利が無いものの、先制した11試合では10勝1敗と90.9%の勝率(リーグ3位)を誇ります。
一方のサンフレッチェ広島は先制した試合16試合で先制率51.6%とリーグ8位の成績ながらも、その16試合で15勝1分0敗で93.8%の勝率(リーグ2位)とこちらも圧倒的な成績を残しています。
また先に失点した12試合でも内5試合は逆転勝利となる逆転率41.7%(リーグ2位)となっています。
とはいえこの試合はどちらも先行逃げ切り型のチームですので、先制点がいつも以上に大きな意味を持ちます。
この記事を書いたライター: 中山 亮
このライターの他の記事を見る
■おすすめ記事
■関連記事
JFLマッチレポート 奈良クラブ対マルヤス岡崎 (11/05 07:16)
停滞する桜前線を越えて、上昇気流の乗った蜂は自動昇格を掴み取 (11/02 08:44)
大分トリニータ、ユースから岩田、吉平、江頭ら3選手を2種登録 (10/31 21:30)
コメント
まだコメントはありません。