現地時間2日に行われたセリエA第34節のサンプドリア対ユヴェントスは、前半の1得点を守り切ったユヴェントスが0－1で勝利を収めた。

ユヴェントスは、今季4試合を残してドロー以上の結果で優勝が決まるこの試合で、見事に勝ち点「3」をもぎ取って1930代以来となるクラブ史上2度目のリーグ4連覇達成を果たした。

前半から両チームともにアグレッシブな展開で試合が進む中、先制点を奪ったのは王者ユヴェントスだった。32分、シュテファン・リヒトシュタイナーが右サイドから送ったクロスにフェルナンド・ジョレンテが合わせるもタイミングが合わず。だが、復調を見せているアルトゥーロ・ビダルがこれを上手く頭でとらえてゴールネットを揺らした。

迎えた後半、序盤に追加点のチャンスを得たユヴェントスだったが、カルロス・テベスのシュートはGKエミリアーノ・ヴィヴィアーノが好守。その後もサンプドリアの攻撃をしのいだユヴェントスのマッシミリアーノ・アレッグリ監督は終盤、ロベルト・ペレイラに替えてジョルジョ・キエッリーニを投入。4－4－2から3－5－2へと布陣を変えて粘るサンプドリアを振り切った。

今季のユヴェントスは、チャンピオンズ・リーグでも12年ぶりの４強入りと好調。現地13日にホームで行われる準々決勝ファーストレグでレアル・マドリードと対戦する。