６月２１日に行われたJ２リーグ第１９節で、愛媛FCはファジアーノ岡山を２−１でやぶり、数試合ぶりとなるアウェイ戦勝利を手にした。これにより２チームを抜いて９位に浮上した。

　前半５分、ファジアーノ岡山のコーナーキックのチャンスで、クロスをあげたボールが跳ね返されると矢島が拾ってシュートを放つ。これはゴール左に外れる。前半２０分、ファジアーノ岡山はカウンターから攻め上がると最後は矢島が中央に切れ込んでシュート。これはおしくもゴール上に外れる。カウンターからチャンスを作るファジアーノ岡山に対して愛媛FCはシュート１。しかし、均衡を破ったのは愛媛FCの方だった。

　前半３８分、愛媛FCはコーナーキックのチャンスを得るとゴール前にクロスを入れ、そのボールに玉林がヘディングで合わせシュートを決める。ボールを持ちながらもチャンスを作れなかった愛媛FCは、コーナーキックのチャンスから先制点を決めることに成功した。前半４１分、ファジアーノ岡山は再びコーナーキックからチャンスを作る。コーナーキックからクロスをゴール前に放り込むと竹田がヘディングシュート。しかし、このボールはおしくもゴール右に外れていく。少ないチャンスをものにした愛媛FCがリードして前半を終える。

　後半４分、ファジアーノ岡山がコーナーキックからヘディングシュートを放つも愛媛FCのGK児玉がファインセーブを見せる。すると後半１６分、右サイドからゴール前にクロスを入れるとファジアーノ岡山の選手がクリアしきれずにボールがこぼれる。そのボールに愛媛FCの河原がつめて２点目が決まった。後半１９分、ファジアーノ岡山はショートカウンターから渡邉が中央へ切り込み右サイドの矢島にラストパス。矢島がシュートをはなつがおしくもゴールポストにはじかれる。チャンスを作るもゴールが決まらないファジアーノ岡山。しかし、後半５１分、ゴール前に放り込んだボールを岩政が押し込みようやく一点が入る。しかし、そのまま追いつくこともなく試合終了。