現地時間3日に行われたセリエA第34節のインテル対キエーヴォは、0－0で両チームが勝ち点「1」を分け合った。

前半開始直後、インテルはロドリゴ・パラシオのパスにフレディ・グアリンが飛び出していきなりゴール前へと迫るが、オフサイドに終わる。勢いよく試合をスタートさせたインテルは、グアリン、パラシオ、マウロ・イカルディとエルナネスが上手く絡み、防戦一方のキエーヴォをその後何度も攻め込む。19分には、フアン・ジェズスの正確なクロスに合わせたイカルディが強力ヘッド弾。だが、惜しくもポストに嫌われた。続いて、インテルはパラシオがアクロバティックなプレーで好機を作り出すも、ガリー・メデルはこれを蹴りきれず。インテルは猛攻もGKアルバーノ・ビサーリが守るゴールをこじ開けることができないまま、前半が終了。

先制点が欲しいインテルは、マルセロ・ブロゾヴィッチに替えてルーカス・ポドルスキを投入し後半をスタートさせた。

後半20分にジェルダン・シャキリを投入しさらに攻撃的な布陣を敷いたインテルだったが、手薄になった守備をついたキーヴォに26分、29分と立て続けに攻め込まれる。それでも、守護神サミール・ハンダノヴィッチの好セーブで失点を回避。39分にクリスティアーノ・ビラギが放った強烈なミドルもクロスバーに阻まれた。

アディショナルタイムに決定機をつかんだキエーヴォだったが、アルベルト・パロスキはGKとの1対1を攻略できずに終了のホイッスル。スコアレスドローで試合を終えている。