７月８日に行われたJ２リーグ第２２節で、愛媛FCと栃木SCは０−０の引き分けに終わった。愛媛はなんとか守りきり、順位を１つあげて１０位に入った。

　前半立ち上がりは栃木のペースで進む。前半７分、栃木はゴール手前から初シュートを放つがゴール左へ外れる。前半１０分、栃木はコーナーキックのクリアボールを杉本がシュートするもゴール上に外れる。前半２６分、河本がドリブルで仕掛けてゴール手前からシュートを放つもこれもゴール左に外れる。ボールをキープして攻める栃木に対して、愛媛は雨ですべるピッチに苦戦して得意のパスサッカーが発揮できない。しかし、前半３０分すぎから愛媛がペースを掴み始めると、前半３３分に村上佑介が中央にクロスを入れ西田がヘディングシュートを放つ。これは惜しくもゴール上に外れたが、愛媛にとって初シュートとなった。前半４４分、今度は栃木がチャンスを作る。栃木がペナルティエリア内まで攻め込むと中央へ折り返して中美がシュートを放つ。しかし、ミートせずにゴール上に外れてしまう。この試合初めてのビックチャンスだったが決められず前半が終了した。

　後半に入ってもペースは栃木。４７分、栃木はコーナーキックからのクリアボールをシュートするもゴール上。５０分、右サイドからフリーキックを蹴ると中央でヘディングシュート、しかしGK児玉がファインセーブをみせ得点ならず。さらに５４分、DF裏へ抜け出した河本がGKと1vs1になるもGK児玉がファインセーブを見せる。５６分、栃木はパスワークから愛媛守備陣を崩してシュートを放つもGK正面。５９分、今度は愛媛がカウンターから攻め込み三原がシュートを放つもゴール左に外れる。６８分、栃木はセットプレーからのボールが直接ゴールへ向かうもGK児玉がファインセーブ。結局、栃木は多くのチャンスを作るも決められず０−０のドローに終わった。