７月１２日に行われたJ２リーグ第２３節で、ロアッソ熊本は愛媛FCを２−０でやぶり、久しぶりのホーム戦勝利となった。

　前半５分、愛媛FCはロングパスを前線に送ると渡辺が落として瀬沼がシュート。しかし初シュートはGK正面。前半１８分、ロアッソ熊本はゴール前まで攻めると斎藤がシュート、そのボールを黒木がすらすもゴール左に外れる。前半２３分、愛媛FCはゴール右からのセットプレーを中央に放り込み、こぼれ玉をシュートするもGK正面。シュート数が１番目に少ないチームと、２番目に少ないチームだけあって、なかなか両チームともにチャンスが作れない。しかし前半３６分、ロアッソ熊本は右サイドからクロスを入れると、クォンハンジンがヘディングシュートを放ちゴールが決まる。追いつかれた愛媛FCは前半３９分、左サイドからクロスを中央に放り込み玉林がヘディングシュートを放つもおしくもゴール上に外れる。ややロアッソ熊本が攻める形で１点をリードし前半を終える。

　後半に入ると一転して愛媛FCのペースに。５１分、愛媛は猛攻からパスワークで守備陣を崩し近藤貫太がシュートするもGK正面。５８分、ロアッソ熊本はコーナーキックからのこぼれ玉をクォンハンジンがループシュートを放つもゴール上に外れる。６４分、愛媛の河原がドリブルで仕掛けてシュートを放つもゴール左。６８分、ロアッソ熊本はゴール前まで攻め込むと斎藤がシュートを放つもゴール上。６９分、ロアッソ熊本は前線でパスカットすると、そのまま攻め込みシュート。しかし、おしくもゴール左に外れる。７１分、ロアッソ熊本はロングボールから巻が落として斎藤がシュートを放ち、ロアッソ熊本に２点目が入る。勢いがなくなった愛媛FCは、その後チャンスを作れず試合終了。