C大阪は山口蛍の出場停止を受けて今シーズン神戸から加入した橋本が初スタメンとなる4-4-2。一方の札幌は離脱していたパウロン・稲本・都倉が復帰し、パウロンと稲本がスタメン、都倉は前節大宮から前半に2点を奪った前線の流動的な3人を継続させベンチ入りとなる3-4-3。
キックオフ時点で気温29.8℃、湿度66％とかなり蒸し暑い中での一戦となりました。
前半の立ち上がりから試合の主導権を握ったのはC大阪。
17分にパウロンのクリアミスを拾ったパブロからのヒールパスを受けた田代が移籍後初ゴールを決めて先制。37分にはパブロのスルーパスで抜けだした玉田が追加点を決めて2-0で前半を折り返す。

札幌は後半から前線でターゲットになれる都倉を投入。C大阪のミスからでしたがその都倉が56分に内村からのクロスをファーサイドでヘディングで決めて2-1と1点差に詰め寄るも、その6分後の62分に丸橋からの斜めの楔のボールを田代が収めてからのヒールパスで玉田が抜け出し、GKと1対1に。それを落ち着いてボールを浮かせて決めて3-1。
85分にC大阪は茂庭を投入して3バックにしマッチアップを合わせてゲームをクローズ。
90分には昨年の天皇杯で2種登録ながらもゴールを決めている阪本がプロデビューを飾るおまけ付きの勝利となりました。

札幌は暑さもあってか全体的に運動量が少なく厳しい試合となりましたが、失点シーンはいずれも3バックの前のスペースを使われており、ここはこの試合に限らず以前からスペースを空けてしまう事が多い場所なので早急に対処したい。

これでC大阪は9試合連続負けなし、一方の札幌は5試合勝利なしで今シーズン初めての連敗となりました。