15日に鹿島サッカースタジアムで行われた鹿島アントラーズ対清水エスパルスの一戦は両チームとも得点を奪えず0-0のドローとなった。

　試合は開始した直後から終始、鹿島ペースが続いた。8分に赤崎がカウンターからのシュートで清水ゴールを脅かすと、土居や遠藤、金崎などが積極的に攻め続けゴールを匂わせるプレーを魅せる。43分には右サイドからのクロスをゴール前でどフリーとなっていた金崎がヘディングシュートを放つも枠の外。鹿島はあと一歩のところまで行くがゴールを奪えず、0-0で前半を折り返す。

　後半に入っても鹿島の優勢は変わらない。55分にはシュート3本連続で放つ場面があったものも、清水の必死の守りに阻まれゴールがなかなか割れない。しかし、70分に鹿島にこの試合最大のチャンスが訪れる。ゴール前に侵入してきた土居に対して、清水DFがたまらずPA内でファウルを犯し、鹿島がPKのチャンスを得る。鹿島サポーターの誰もが先制点を確信していたが、このPKをキャプテン小笠原がまさかのミス。千載一遇のチャンスを逃してしまう。結局このままスコアは動かず鹿島にとっては悔しいスコアレスドローとなった。