オーストラリアで開催されるインターナショナル・チャンピオンズカップ。レアル・マドリードとローマの一戦は、90分間スコアレスのままPK戦に突入。PK戦のスコアは7-6となり、ローマが勝利した。

先日、イケル・カシージャスの電撃移籍で話題を集めたレアル・マドリード。スタメンGKはコスタリカ出身のケイロル・ナバスとなる。

試合の主導権を握ったのはローマ。前半4分には右サイドコーナーからデ・ロッシがシュートを放つが、惜しくもクロスバーに阻まれる。
前半32分、今度は左サイドからのコーナーに、ウチャンが合わせるが、ナバスが横っ飛びで辛くもはじき出した。

後半、双方のチームは大幅に選手を入れ替えて臨む。レアルは。ベイルとカルバハル、ナバス以外の8人全員が交替となった。
プレ・シーズンマッチということもあり、様々な形を試したいという両監督の思惑が見て取れる。

後半は攻勢を見せるレアル・マドリード。後半39分には中央付近でDFを交わしたバスケスが惜しいシュートを放つなど、見せ場を作る。しかしスコアは動かず。延長はないため、そのままPK戦に突入した。

PK戦ではレアルの7人目、バスケスのシュートコースが甘く、GKサンクティスに阻まれてしまう。それ以外は全員が成功し、7-6でローマが勝利した。