キンチョウスタジアム5周年としてJリーグ加入初年度のユニフォームをモデルとした記念ユニフォームで戦うC大阪は東アジアカップで山口が不在、キム・ジンヒョンがケガ、丸橋が累積で出場停止なので、GKには丹野、左SBには椋原、ボランチは橋本と秋山が入り、前線は田代と新潟・浦和・東京でプレーしたエジミウソンが2トップの4-4-2。
一方の千葉は、パウリーニョが3試合続けてベンチスタートで、前線には森本とオナイウ阿道が2トップで入り、右SHにはネイツ・ペチュニクが入る4-4-2。
千葉は前線で勝負出来る選手を3人置いているので、立ち上がりはロングボールで迫るも、徐々にC大阪がペースを握る展開に。
千葉は左サイドの中村からのクロスをどんどん上げて森本・オナイウ・ペチュニクで合わせるという方法をもっと多用するかと思いましたが、そういうわけでも無くボールもあまり上手く運べないという状況に。
しかし先制したのは千葉。70分CKを中央でペチュニクが合わせます。
セレッソも序盤こそペースを握っていたものの、徐々にエジミウソンの足が止まり田代に当てるだけの攻撃になっていました。
ここから千葉は逃げ切ろうと森本に代えて田中佑昌を右サイドに入れてバランスを整える。
一方のセレッソは3枚替え。その少し前のプレーで橋本が少し痛めていた影響もあってか茂庭・吉野・マグノクルスを投入し、3バックにしたその前に秋山、右WBに関口、左WBに椋原、2列目に吉野とマグノクルス、FWはそのまま田代とエジミウソンの3-1-4-2に。
しかしなかなか決定的な形を作れずにいると、千葉はペチュニクに代えてパウリーニョを投入し３センター、さらに新加入の松田力を谷澤に代えて投入し、逃げ切りをはかろうとしたアディショナルタイム90+2分にマグノクルスが田代とのワンツーから抜けだして放ったシュートがゴールネットを揺らして同点に。
どちらも負けられない試合は、どちらも狙った通りのサッカーが出来たわけではありませんでしたが、1-1の同点で試合終了となりました。