８月１５日に行われたJ２リーグ第２９節で、愛媛FCは大宮アルディージャを３−１でやぶり、４連勝。さらに大宮の連勝記録を止める大波乱となった。

　前半11分、愛媛は右からクロスを中央に入れると瀬沼がベディングシュートを放つもGK正面。さらに22分、愛媛は左からクロスを中央に入れると、再び瀬沼がシュートを放つもGKがファインセーブをみせて決めることが出来ない。それでも29分、愛媛は左からかけあがりゴールエリア付近まで攻め込むと、中央に折り返して中にいた近藤たかしがシュートを放ちゴールが決まる。さらに31分、勢いに乗った愛媛がカウンターから瀬沼がゴールを決めて2点差に広げる。大宮は38分、ようやく初シュートを放つもゴール上に外れて決めることが出来ない。愛媛は前半ロスタイムにもチャンスを作るなど、前半は愛媛ペースで終了した。

　後半に入ると54分、大宮は左から中央に折り返してシュートを放つもゴール上に外れる。反撃に出たい大宮だったが63分、愛媛はゴール正面でフリーキックのチャンスを得ると、内田が直接叩き込んで３点目のゴールを決める。その後は大宮はペースをつかみ、66分、７４分と立て続けにチャンスを作る。そして76分に大宮の家長が左サイドからクロスを入れてるとそのまま入り１点が決まる。しかし、反撃も実らず、愛媛が得意のジャイアントキリングで大宮に勝利して幕を閉じた。