23日に行われたリーガ・エスパニョーラの開幕戦、モリノンで行われたスポルティング・ヒホン対レアル・マドリードの一戦は、スコアレスドローに終わった。

レアルはスタメンからハメス・ロドリゲスが外れ、ベンゼマに代わりヘセがスタメン起用された。キーパーにはケイロス・ナバスが入った。

開始早々2分、クリスティアーノ・ロナウドが左サイドからのボレーでゴールを狙う。12分にはモドリッチの鋭い縦のスルーパスにベイルが抜け出し、キーパーをかわしたが、角度がつきすぎてしまいシュートはサイドネットへ。

33分にもCロナウドの惜しいミドルがあった。レアルは攻め続けるが、得点には至らず。一方のヒホンは1部リーグ復帰を果たしたばかりだが、ジャイアントキリングを期待するホームのサポーターを前に必死の守勢を続け、機を伺う。

後半に入りレアルはハメス・ロドリゲスを投入。Cロナウドへの絶妙なクロスを供給するなど見せ場を作るが、得点にはいたらず。後半39分にはCロナウドの強烈なミドルシュートを、ヒホンのGKクエジャルが辛うじてはじき出す。スコアは0-0のまま動かず、タイムアップとなった。

レアルはリーグ初戦をドローで終えた。1部昇格を果たしたばかりのヒホンに対し、攻めきれなかったとも言える。一方のヒホンは、長いロスタイム4分を終え、タイムアップ時にはホームの観客から大歓声が上がった。ビッグクラブを相手にドロー、幸先の良いスタートと言えるだろう。