29日に行われたリーガ・エスパニョーラ第２節。レアル・マドリードは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでレアル・ベティスと対戦し、5-0という大差で圧勝した。

開始早々、ハメス・ロドリゲスの右サイドからのクロスにベイルが頭で合わせ、あっさりとマドリードが先制。さらに、ハメスからのスルーパスに抜け出したベンゼマがシュートを狙うが、これはキーパーの正面を突いてしまう。

39分にはハメスの右サイドからのフリーキックが鮮やかに決まって2-0とした。レアルは前半終了間際に高い位置でボールを奪われるも、GKナバスがなんとか抑えて2-0のまま折り返す。

後半に入ってもレアルの勢いは衰えず、後半2分にはクロスに反応したベンゼマのゴールで3-0。さらにその数分後には、ゴール前での浮き球に対し、ハメスが豪快なオーバーヘッドキック。これが決まって4-0となった。

対するベティスは後半15分にモリーナがエリア内で倒され、PKを獲得。しかし右を狙ったカストロのPKは、コースこそ甘くなかったものの、ナバスの鋭い反応に止められてしまった。ベティスは反撃のきっかけとなる1点すら奪うことができない。

試合終了間際には、カセミロのヒールパスを受けたベイルが、強烈なミドルを叩き込んで5-0。レアルがホームで圧倒的な攻撃力を見せて完勝した。