イングランドプレミアリーグ第４節スウォンジー対マンチェスターユナイテッドの一戦は、２－１でホームのスウォンジーが制した。

試合の序盤からユナイテッドがボール支配率で上回り、スウォンジー側のペナルティエリア付近までボールを運ぶものの、自陣の深い位置に陣取ったスウォンジーの守備ブロックを崩せない一方で、スウォンジーはボールを奪ってからの素早いカウンター攻撃で２４分と２７分に惜しいシュートチャンスの場面を作り出す。結局前半は両チームとも得点が入らず０－０で終了。

後半に入って試合が動き出す。まず先手を取ったのはユナイテッド。後半３分、自陣後方からのビルドアップで左サイドを突破し、最後はルーク・ショーのセンタリングにファーサイドのマタが合せてユナイテッドが先制する。しかし先制されたスウォンジーもすぐさま反撃に転じる。前半１６分に自陣の深い位置でボールを奪うとそこから素早く右サイドにボールを展開。右サイドからのセンタリングをアイェウが合せてスウォンジーが１－１の同点に追いつく。更に後半２１分にはハーフラインよりややユナイテッドよりの地点からスウォンジーのアイェウがユナイテッドのディフェンス陣とキーパーの間に絶妙なスルーパスを送り、そのパスにゴミスが反応して抜け出して２点目を決め、ついにスウォンジーが逆転に成功する。

ビハインドを負ったユナイテッドは後半２４分にヤング、更に後半３１分にはフェライニを投入。サイドからゴール前にクロスボールを上げ、フェライニの高さを活かして同点ゴールを狙うも目立ったシュートチャンスは作れず、そのまま試合終了。ともに開幕から無敗だったチーム同士の対戦はスウォンジーに軍配が上がり、ユナイテッドは開幕４戦目にして今季リーグ戦初黒星を喫した。