静かな立ち上がりで始まった試合は、１４分に原口が今シーズン初ゴールを上げヘルタがリードする。シュツットガルトも左サイドを起点に攻撃を仕掛けると、３６分にFKから同点ゴールを決める。その後は膠着状態が続き、前半が終わると思われたロスタイム、ヘルタがFKのチャンスを得ると、ルステンベルガーが素晴らしいミドルシュートを決め1点リードして折り返す。後半は前がかりになったシュツットガルトからヘルタがカウンターのチャンスを作るも得点を上げる事が出来ず。試合は２対１でホームのヘルタが逃げ切った。一方のシュツットガルトは、開幕から勝ち星なしの４連敗。この日も２失点と、４試合で１２失点はリーグワースト、守備の立て直しが急務だ。

原口は左サイドで先発出場。左サイドに張ってプレーするだけでなく、状況に合わせ右サイドにポジションを移していた。自らの得点も、右サイドにポジションチェンジした時に生まれた。後半になると、代表戦の疲れからか運動量は落ちるも、決定的なパスを出したり、後ろまで下がって守備をするなど要所で存在感を発揮、フル出場で勝利に貢献した。