フランクフルトのキャプテンであり、昨シーズン得点王が今シーズン初出場でいきなりハットトリックの活躍を見せた。アレクサンデル・マイヤー・・・フランクフルトファンの間では彼を「サッカーの神様」と呼ぶが、この日はまさに「神がかり的」な活躍をした。

まずは開始早々の４分、早速マイヤーがイグニョフスキのクロスを頭で合わせ先制点を決めると、１５分にカスタイニョスが追加点をあげる。その８分後に再びマイヤーが得点をあげる。右サイドのセフィロビッチがあげたセンタリングを、ファーサイドに流れていたマイヤーが滑り込みながら左足で合わせたシュートは、ゴール右隅に決まりリードを３点に広げる。２８分にケルンに１点返されるも、直後の３０分には再びカスタイニョスが長谷部のパスをもらい右足でシュート、これが決まり再び３点差とし前半を折り返す。

後半７３分にセフィロビッチがチーム５得点目を決めると、最後は再びマイヤー。８７分にフルムからのセンタリングをフリーでヘディングシュートを決め、復帰戦でハットトリックの大活躍、チームの連勝に大きく貢献した。

マイヤーの活躍が目立った試合だったが、長谷部も中盤の右サイドでフル出場し、アシストを含めパス成功率が８５％という高い数字を残し勝利に貢献した。ケルンの大迫は後半４９分から出場もゴールに絡む活躍を見せる事は出来なかった。