セレッソは玉田と田代が2トップに入る4-4-2。一方の栃木も清水から期限付き移籍の金子がFWで初スタメンとなる4-4-2。左SBでここまで全試合フル出場を続けていたパク・ヒョンジンが天皇杯の退場で出場停止となり左SBにはここまでCBとしての出場が多かった中野が入ります。
セレッソは立ち上がりからサイドチェンジを多用し、栃木の守備組織の幅を広げにかかり、前半15分頃には真ん中にスペースを作り縦パスも入れられるようになっていきます。
外と中で対応できなくなった栃木は守備組織が崩壊。前半18分に玉田がスルーパスで抜けだして先制。そしてその4分後にはサイドチェンジから外〜外の流れに守備ブロックのスライドがついていけずセレッソが右SH関口と右SB酒本の縦関係で右サイドで崩し酒本のクロスをパブロが合わせて2-0と一気にリードを広げます。
セレッソの守備もDFラインとMFラインの間にスペースを作ってしまい守備がハマらないのですが、それ以上に栃木の守備が崩壊してしまっていました。
栃木は前半27分の時点で小野寺に代えて菅を投入というボランチ同士の交代という荒療治を施しますが根本的な部分が改善されません。
そして前半42分山口蛍のロングフィードが裏に抜けだした田代に渡ってそれを決めて追加点で3-0。このプレーは明らかにハンドの見落としでしたが、笛がなるまでプレーをやめない田代の積極性もすばらしいプレーでした。

後半に栃木は死なばもろともで特攻気味のプレスをかけに来ますが、セレッソがチャンスを量産。後半22分には関口のクロスのこぼれ球を玉田が押し込んで4-0.

後半アディショナルタイムにはジョナタンの左足FKはポストに助けられますがそのこぼれ球を河本が決めて4-1となりますが時既に遅し。
セレッソの完勝で終わりました。