前節の対フランクフルト戦、６失点で大敗したケルンと、開幕から４連敗のボルシアMGとの対戦は、両チームとも失点を恐れてか慎重な立ち上がりなる。その中で徐々にボルシアMGが中盤で細かいショートパスから試合を支配するも、シュートシーンを作るまでには至らず。ケルンはホームでの試合にも関わらず守備的な試合運びで、前半終了の際にはファンからブーイングが鳴らされる。

後半開始からボルシアMGが右サイドを起点に何度か突破を図るも、ケルンも最後のところで身体を張って得点を許さない。中盤以降、ボルシアMGの運動量が落ちてくるとケルンがボールを支配するようになり、１９分にビッテンコートのクロスをモデストが頭で合わせ待望の先制点が入る。ボルシアMGも失点直後に攻撃的な選手を投入するも同点ゴールをあげる事が出来ず、試合はホームのケルンが１対０で勝った。

この日の勝利で勝ち点を１０にしたケルンは暫定４位となり、次節は２２日にアウェーでヘルタと対戦。一方、開幕からの連敗が５となった最下位のボルシアMGは、２３日に初勝利を目指してホームでアウグスブルクと対戦する。

大迫はFWで先発出場。開始から守備に追われるも、３４分・４２分にはシュートを打つなど豊富な運動量でチームに貢献する。後半開始と共にチームが４－１－４－１にシステムを代えると、セントラルMFでプレー、さらに７７分からは中盤の左サイドでプレーするなど複数のポジションをこなし、終了間際の４３分までプレーし勝利に貢献した。