今シーズンまだリーグ戦で勝利のないアウグスブルクは、ホームで同じく未だ今シーズン未勝利のハノーファーと対決した。

１７日にクラブ史上初のヨーロッパリーグを戦ったアウグスブルクは、連戦の疲れが心配されたが、ホームの声援もあり、試合を有利に進める。特に、右サイドのエスバインとフェルハーフのコンビネーションが冴え、２９分にフェルハーフのボールを右サイドで受けたエスバインが中央に切り込み左足でシュート、これがゴール左隅に決まり先制点を上げる。その３分後にはヴェルナーがPA内でマルセロに倒されてPKを獲得、これをキャプテンのフェルハーフがゴール左隅に流し込み追加点をあげる。

ハノーファーは動きが重く、なかなかチャンスを作る事が出来なかったが、４３分にチャンスが訪れる。清武がワンツーからゴール正面でボレーシュートを試みるも、ボールはポスト左にわずかに外れる。この日の清武はチーム同様動きに精細さ欠き、６８分でピッチを後にした。

後半なると、アウグスブルクの運動量が落ちてくるが、ハノーファーも効果的な攻撃をすることが出来ず。唯一のチャンスに８０分の場面、(ゾビエフがペナルティーエリア内でシュートを打ち、アウグスブルクDFの手に当たりPKかと思われたが、審判は笛を吹かず)も得点には結びつけることが出来ず。

結局、リーグ戦未勝利同士の対決は２対０でアウグスブルクに軍配が上がった。勝ったアウグスブルクは次節、アウェーで監督が交代したボルシアMGと対決。一方のハノーファーも２３日、現在勝ち点０のシュツットガルトをホームに迎え、今シーズン初勝利を目指す。