２ndステージ第１１節、松本山雅vsガンバ大阪の試合が松本のホーム、アルウィンで行われた。松本の創設５０周年記念試合となった今節は、松本が先制するも、後半アディショナルタイムにガンバが同点に追いつき、１−１の痛み分けとなった。

１６日に行われたACLの疲労も考慮し、FWパトリックとMF倉田秋をベンチスタートさせ、FW赤嶺真吾とMF井手口陽介を先発で送り出したガンバ。しかし、先制したのはホームの松本。前半７分、FWオビナが右サイドからクロスを受け、絶妙なトラップから右足を振り抜きネットを揺らした。振り出しに戻したいガンバは赤嶺、FW宇佐美貴史がシュートを放つも相手GKに阻まれゴールが遠い。松本の粘り強い守備に苦戦し前半を１−０で終える。

後半開始から倉田を投入し攻撃の活性化を図る。徐々に攻め込む時間が増え、シュートの本数が増えるが、松本の集中した守備を前になかなかゴールをこじ開けることができない。ついにはパトリック、MF大森晃太郎を投入し攻撃のギアを上げる。
試合が動いたのはまたしてもアディショナルタイム。左サイドから宇佐美がクロスを上げると、倉田が頭で合わせ１−１の同点に追いつく。土壇場で地力の差が出た一戦は痛み分けとなった。優勝戦線に踏み止まったガンバは次節、４位柏レイソルとホームで、松本はアウェイでFC東京と対戦する。