明治安田生命J２リーグ第３２節が行われ、愛媛FCはジュビロ磐田と対戦した。前節で連勝が止まったものの、７戦負けなしと好調をキープ。対する磐田も２連勝中となっており、好調同士の一戦となった。

　試合開始して６分、愛媛はコーナーキックから近藤たかしがヘディングシュートを放つが惜しくもゴール右に外れる。対する磐田も２１分にショートコーナーから上田が強烈なシュートを放つが、これは愛媛のGK児玉がファインセーブで難を逃れた。さらに、そのコーナーキックから櫻内がヘディングシュートを放つがバーに弾かれ、浮いたボールをアダイウトンがオーバーヘッドでゴールを狙うが再びバーに弾かれた。

　磐田は２０分すぎにようやくチャンスを作ったが決めることができないでいると、愛媛も３８分に右サイドからのクロスを河原がドンビシャのタイミングで頭で合わすもGKカミンスキーにキャッチされる。その後もお互いに５本以上のシュートを放ったが決められず前半を折り返した。

　前半はお互いに攻める展開が続いたが、後半最初は膠着状態が続く。しかし、愛媛のスタミナが落ちてくると、磐田の怒涛の攻撃が始まる。７７分、磐田の素早いカウンターから最後は松浦がシュートもゴール上に外れた。８６分にも中盤から前線に向けてロングパスを送ると、前線で味方選手が落としたボールを小林がシュートを放つもGK児玉がファインセーブを見せる。さらに８９分にも、磐田はパスワークからペナルティエリア内に侵入し小林がシュートを放つも、ここもGK児玉に止められてしまう。９２分にも磐田に最後のチャンスが訪れたが決めることはできなかった。

　後半は攻められる時間帯が続いたものの集中した守備を見せた愛媛。対する磐田はチャンスを作ったものの決められず試合終了。０−０の引き分けとなりお互いに勝ち点１づつを分け合った。