現地20日に行われたセリエA第4節、ジェノア対ユヴェントスは、2－0でユヴェントスが今季初勝利を挙げた。

リーグ戦ここまで白星のなかったユヴェントスは、2－1で勝利したチャンピオンズリーグ（CL）のマンチェスター・C戦と同様、4－3－3の布陣を採用。アンカーにはエルナネスに代えて、21歳のU-21フランス代表MFマリオ・レミナを先発起用した。

CL初戦勝利の勢いをリーグ戦に持ち込みたいユヴェントスを待っていたのは、序盤のアクシデントだった。開始から20分、アルバロ・モラータがそけい部付近を押さえてピッチに座り込みプレー続行が不可能に。代わってロベルト・ペレイラが投入された。

29分に今度は、直前にクロスで好機を作り出したフアン・クアドラードが、左ひざを押さえて倒れ込み、一時プレーが中断。心配な表情のマッシモ・アレッグリ監督だったが、クアドラードはそのままピッチに戻った。すると39分、ペナルティエリア内左からペレイラが送ったクロスにポクバが飛び込み頭で合わせる。シュートはクロスバーを直撃するも、跳ね返ったところでGKエウジェニオ・ラマンアの右ひざに当たってゴールへ。オウンゴールながら、ユヴェントスが先制に成功する。ユヴェントスは、43分に退場者を出したジェノアを相手に幾度か決定機を握るが、ゴールネットを揺らすことはできずに前半を終えた。

迎えた後半55分に再び試合が動く。ペルティエリア内でジョルジョ・キエッリーニが倒され、PKを獲得。これをポクバが確実に決めて、ユヴェントスが追加点を挙げた。ユヴェントンスは終盤に、レミナとマリオ・マンジュキッチを下げてエルナネスとシモーネ・ザザを送り込むと、そのまま逃げ切りリーグ戦4戦目にしてやっと今季初白星を手にした。