前節北九州に破れプレイオフ圏内も厳しくなってきた千葉とＪ２の残留争い中の栃木との試合が千葉ホームで開催された。
立ち上がりからリズム良くダイレクトパスをつなぐ栃木が前半12分左サイドを崩すと最後はパクヒョンジンのクロスに対し、杉本が走りこむがＧＫがキャッチします。
ホームの千葉は遠めからのシュートで反撃を試みますが、ゴールマウスを脅かす事はできず、栃木がボールをキープして攻撃する時間帯が続きます。
しかし、先制は千葉でした。後半2分カウンターで森本がボールを受けると栃木ＤＦ陣にディレイさせられますが、松田へパス。
松田はトラップが浮いてしまいましたが、落ち際を叩いたシュートがゴールネットを揺らし圧されていた千葉が松田の個の力で先制。先制した千葉が息を吹き返し、前線からプレスに行くようになると最終ラインでボールを奪えるようになり、何度かカウンターから決定的なシーンを作りますが、追加点を奪えません。
後半30分栃木が右サイドからクロスを上げると左サイドの河本がシュート、中央にいる廣瀬が詰めてゴールネットを揺らしますが、これは廣瀬がオフサイドの判定でノーゴール。
そして、直後の後半35分千葉はゴールキックを途中出場のオナイウが左足で後ろにそらすと走りこんだのは先制点を決めた松田。
右足アウトサイドでダイレクトで打つと、ボールは綺麗な放物線を描いてＧＫ桜井の頭上を越えてゴールネットへ、待望の追加点が千葉に入ります。
この2点をキープしたまま試合終了、千葉が3試合ぶりの勝利を上げました。一方の栃木は引き分けを挟んで5試合勝利なしです。