前半開始からウォルフスブルグがボール支配率で上回ると、４０分に右サイドからのセンタリングをドストが頭で合わせ先制点を上げる。ハノーバーもしっかり守り、清武を中心にカウンターを仕掛けるが、ゴールを奪うことが出来ず。ウォルフスブルグがリードして折り返す。後半は連戦の疲れからか、ウォルフスブルグの運動量が落ちてくるとハノーバーが攻め込みだし、１２分に清武のゴールで同点に追いつく。その後は両チームとも勝ち越しゴールを狙うも、決定的なチャンスを作ることは出来ず、試合は引き分けに終わる。

清武はトップ下で先発出場するも、試合序盤は「自分たちの陣地だけで守るのは正直しんどいです」と語っていた通り、守備に追われるため高い位置でボールを受ける事が出来ない。それでも、カウンターの起点として何度か前線に鋭いパスを供給する。また、後半１２分には同点ゴールを上げるなど存在感を発揮し、同３７分までプレーした。今シーズンの初勝利はまたもお預けになってしまったものの、「０－１から１－１に追いついたってことですかね、今日のプラスは。」と前向きな姿勢を見せた。