現地26日に行われたセリエA第6節、ナポリ対ユヴェントスは、2－1でナポリが勝利を収めた。

ホームのナポリは、ゴンサロ・イグアイン、ロレンツォ・インシーニェとホセ・カジェホンが前線に入り、4－3－3の布陣。ユヴェントスは、2トップにパウロ・ディバラとシモーネ・ザザ、トップ下にロベルト・ペレイラを置き、アンカーにエルナネスを起用した4－3－1－2の布陣でこの試合に臨んだ。前節で昇格組を相手にドローに終わった両者は、共にここまでの白星は1つ。決して好調とは言えないシーズン序盤で、なんとか復調のきっかけを模索する両者の対戦となった。

前半、ナポリはイグアイン、ユヴェントスはザザがシュートチャンスをつかむがそれぞれGKに阻まれて終わる。ナポリの高い位置からのプレスに苦戦するユヴェントスは、ミスが目立った。

すると26分、押し気味に試合を進めていたナポリは、イグアインへ繋いだパスを再び受けとったインシーニェが、、ペナルティアーク付近から低い弾道のシュートを放つ。これがゴールへ吸い込まれ、ナポリが先制点を挙げる。

しかし、この後40分にインシーニェが負傷。ドリース・メルテンスをピッチに送り込んだナポリは、リードを維持したままハーフタイムへ。

迎えた後半も、ナポリのアグレッシブな守備を攻略できないユヴェントスは、マッシミリアーノ・アレッグリ監督がフアン・クアドラード投入の準備を始めたところで、痛い追加点を許す。62分、エルナネスのパスミスを捕らえたイグアインが、単独でゴール前に持ち込み、ブッフォンとの1対1を制してゴールネットを揺らした。

ユヴェントスは続く63分、ディバラのクロスをマリオ・レミナがファーサイドから叩き込み、2－1とすると、反撃を狙いエルナネスに替えてクアドラードを投入。続く70分にはディバラを下げて、負傷から復帰したアルバロ・モラータを送り込んだ。

しかし、最後まで高いパフォーマンスレベルを維持したナポリは、好守共に果敢に攻め続けて、ユヴェントスのチャンスを阻止。圧倒的な試合内容で勝ち点「3」を奪取した。