前節セビージャとの接戦を落としたバルセロナがホームに個性派ラージョを迎えての一戦。
試合を通じて、両チームともに中盤での守備がルーズでした。
最初にチャンスを作ったのはバルセロナ、前半５分にセルジ・ロベルトのスルーパスにラキティッチが抜け出してＧＫトーニョと１対１になるが、ＧＫに当ててしまい先制ならず。続く９分にもトーニョのパスミスをブスケツがカットしてエリア手前のスアレスへ、しかしシュートはＧＫが右足で間一髪弾く。
しかし先制点はラージョ、前半１４分にショートコーナからベベがフリーでクロスを上げるとハビ・ゲラが飛び込んで先制点を上げる。
その後もラージョは右サイドのバングラからゴール前に迫るが、前半２０分ネイマールがエリア内で仕掛けると、かわされたホサベドがファールで止めてＰＫの判定。
落ち着いてネイマールが決めてバルセロナが追いつく。
その１０分後にもネイマールがナチョに股抜きを決め、抜け出そうとした所をナチョが足を出して止めてしまい、バルセロナにＰＫが与えられる。
これもネイマールがゴール右隅に決めて逆転。
その後もカウンターからチャンスを作るバルセロナだが追加点は奪えず１点リードで前半を終える。
しかし、後半開始直後にラージョに決定的なチャンス。
ロングボールにハビ・ゲラが抜け出し、ＧＫブラボと１対１になるが決めきれない。
その後もラージョが押し込み、バルセロナがカウンターを狙う図式で試合は進む。
すると後半２３分右サイドでボールを受けたラキティッチから逆サイドのネイマールへロングボールが通る。ネイマールがドリブルで引き付けて、中央のスアレスへパス。スアレスがゴール左隅に強烈なシュートを放つとＧＫトーニョが弾くが、ネイマールが詰めてハットトリックとなる３点目。
直後にもカウンターからスアレスのパスを受けると流し込んで４点と大爆発。
好調のネイマールは、後半３１分にも左サイドでボールを受けると、ファーのスアレスへ正確なクロスでアシスト。
後半４０分にクロスのクリアを拾われ、ラージョのホサベドに１点返されるが、今期初となる５得点（マニータ）でバルセロナが快勝した。