２ndステージ第１５節、ヴィッセル神戸vsモンテディオ山形の残留を懸けた一戦が神戸のノエビアスタジアムで行われた。

前半２２分、ホームの神戸が先制した。年間１５位と残留圏ギリギリに位置している神戸。リーグ戦５連敗となかなか結果がついてこない中、ナビスコカップでも孤軍奮闘していたFW渡邉千真が大車輪の活躍を見せた。
先制ゴールを皮切りに、後半１５分の勝ち越しゴールとなる２点目、４３分のダメ押しゴールでハットトリックを達成。自身のJ１通算２００試合の節目の一戦でチームを残留に導いた。同時刻キックオフの１６位松本山雅が鳥栖に敗れたため、２試合を残して残留が確定した。

山形は前半１２分に１点返すも反撃はそれまで。終始、神戸に主導権を握られる苦しい展開となった。試合終盤には３トップにして攻勢を強めるも勝利のみが残留の条件と非常に厳しい状況。最後まで執念を見せるが神戸のゴールを割ることができず、１年での降格が決まった。