２ndステージ第１５節、ベガルタ仙台vsガンバ大阪の試合がユアテックスタジアムで行われた。

ACL準決勝から中３日のガンバは立ち上がりこそ仙台に攻め込まれるものの、徐々に主導権を手繰り寄せる。前半２１分、ゴール前でFW宇佐美貴史とのワンツーから抜け出したFWパトリックのゴール右隅を狙いすましたシュートがGKの手を掠めてネットを揺らした。CKから１点を失い同点とされるが、直後の３６分、MF倉田秋のゴールで１−２と勝ち越しに成功する。終始ボールを支配し、攻め入る隙を見せなかったガンバがリードして前半を折り返す。

後半に入ってもガンバの時間が続く。１７分に宇佐美が左サイドを切り崩し、中央にグラウンダーのクロスを送る。クリアが中途半端になったところを見逃さず、再び倉田が豪快に叩き込み突き放す。後半は仙台に決定機を作らせず、スコア以上に内容で圧倒しJ１通算アウェイ１５０勝目の節目を１−３で勝利。チャンピオンシップ出場圏内の年間順位を３位に浮上し、１０月３１日のナビスコカップ決勝に弾みをつけた。