現地25日に行われたセリエA第9節のユヴェントス対アタランタは、FWパウロ・ディバラの1得点1アシストの活躍などで、ユヴェントスが2－0で今季ホーム戦2勝目を挙げた。

ユヴェントは、起用必須の声が高まるディバラが、マリオ・マンジュキッチと2トップ、トップ下にMFロベルト・ペレイラを配して、4－3－1－2の布陣で臨んだ。

立ち上がりから積極的に攻め込んだのはユヴェントス。ディバラが絡んで度々好機を迎え中、28分にMFポール・ポクバのパスをペナルティエリア外で受けたディバラが、ナックルシュートでゴールネットを揺らし、先制点。マッシミリアーノ・アレッグリ監督は、35分に筋肉系の怪我を負ったペレイラに替えて、復帰したばかりのMFクワドォー・アサモアを投入。ここで布陣を4－4－2に変更した。

リードを奪って迎えたユヴェントスは、後半4分に追加点を奪取。ポクバの技ありヒールパスをペナルティエリア内左で受けたディバラがゴール前にボールを送ると、詰めていたマンジュキッチがこれを流し込こんだ。

防戦一方のアタランタは73分、DFラファエウ・トロイがカード累積で退場。数的優位となったユヴェントスは、78分にディバラがDFガブリエル・パレッタに倒されPKを獲得。しかし、これを任されたポクバのシュートは、GKの正面をとらえるに終わった。

試合はこのまま終了。チーム再編成と開幕からの負傷者続出で厳しいシーズン序盤を送るユヴェントスだが、この日は好守共にアグレッシブな戦いぶりで完勝を収めた。攻撃面では、まだ噛み合わない面が見られるものの、随所でポクバとディバラの高いパフォーマンスが光った試合だった。