シュツットガルトが前半からボールを支配するも、チーム全体の連動性に欠け、左サイドからのドリブル突破攻撃に偏りゴールチャンスを作れず。一方のマインツはDFラインを低い位置で設定するため守備は安定してるものの、ボールを取る位置が低くなかなかチャンスを作る事が出来ず。そんな膠着状態が続く中で先制点を奪ったのはシュツットガルト、後半２１分にディダビの思い切ったミドルシュートで得点を奪うと、３３分には右サイドを崩し2点目をあげ守備も無失点で抑え完勝。勝ち点３０と最下位にいるものの、降格圏との差は僅かに１ポイント、次節のホーム最終戦ハンブルクとの試合結果によっては一気に降格ゾーンを脱出する事も可能になってきた。マインツはこの日の敗戦で来季のEL出場権が完全に消滅、降格する可能性も低いので焦点は岡崎が残り2試合で何得点上げる事が出来るかというところか。その岡崎はツートップの一角でプレー。前半はチーム全体の押し上げがないため前線でボールを受けてもサポートを受ける事が出来ず、数的不利の状況から奪われてしまう場面が多かったが、後半になると身体を張りボールをしっかりキープして相手のファールを誘ったり、ポストプレーの役割を果たす。後半３０分過ぎからワントップとしてプレーするも、動き出しとパスの出し手との呼吸が合わずボールを受ける事が出来ず、シュートも打つことが出来なかった。