プレミアリーグ第37節。マンチェスター・ユナイテッドのホームであるオールド・トラフォードにて、アーセナルを迎え撃った一戦。

アーセナルはここで勝ち点3を獲得すれば3位以上が確定、引き分けでもかなり有利な状況。

試合はボールポゼッションに勝るユナイテッドの攻勢で終始進行していった。

マンチェスターが前半30分、左サイドのヤングのクロスをエレーラがボレーで叩き込んで先制した。アーセナルのディフェンダーはフェライニのマークに2人ついており、後ろから飛び出してきたエレーラは完全にフリーだった。

同点を狙うアーセナル。少ないチャンスをものにしたい。
後半5分にはサンチェスがペナルティエリア左でシュートを狙うが、これは枠を捉えられない。

後半17分にはジルーがスクリーンターンでDFの間にうまく身体を入れてチャンスを作るが、これもキーパーにセーブされる。

後半29分、ユナイテッドにアクシデント。キーパーのデ・ヘアが怪我により交代となった。バルデスはこれがユナイテッドでの初出場となる。

後半37分、途中出場のウォルコットが放ったボールがディフェンダー・ブラケットの足に当たり、コースが変わる。これがキーパーのバルデスの反応とは逆のコースに飛び、同点ゴールとなった。終始攻め続けたマンチェスターにとっては痛恨のオウンゴール。対してアーセナルにとっては、同点のための施策が報われた形となった。

そのまま1-1で試合終了。アーセナルは3位確保に大きく前進した。