アーセナルのホームであるエミレーツ・スタジアムで行われたプレミアリーグ第38節。ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン（以下WBA）を迎え撃つ。

先日の振り替え33節サンダーランド戦でスコアレスドローだったアーセナル。この試合で3位以内を確定させるだけでなく、弾みをつける勝ち方をしたいところ。

試合はアーセナル攻撃陣が爆発、一方的なものとなった。

パスを回し攻めるアーセナル。前半4分、ウォルコットがゴール隅に鮮やかに叩き込み、アーセナルがあっさりと先制に成功した。

アーセナルの怒涛の攻めが続く。14分、エジルが突破を仕掛け、弾かれたボールをウォルコットが押し込んで2-0。さらに17分には、コーナーキックのこぼれ球をウィルシャーがボレーで叩き込んで3-0。

アーセナルの攻勢は止まらない。さらに前半37分、ペナルティエリア左45度付近からのカソルラのシュートのこぼれ球を、またしてもウォルコットが押し込んで4-0。ウォルコットは前半でハットトリック達成となった。

このまま前半終了、前半だけで4-0と一方的なスコアに。勝負の大勢は決した。

後半に入り、アーセナルはあまりリスクを冒して攻め込むことが少なくなった。7分にはカソルラの惜しいミドルもあったが、基本的にはボディコンタクトを少なくしパスを回す。

一方のWBAはここまでチャンスらしいチャンスはほとんどなかったが、後半12分にセットプレーのこぼれ球からコーナーキックのチャンスを得て、マコーリーのヘッドで1点を返す。

しかし、ウォルコットを下げてあまり攻勢を見せなくなったアーセナルに対し、3点はあまりにも大きすぎた。そのまま得点は動かずWBAの反撃はここまで。4-1でアーセナルが大勝し、CL出場を確定させた。

アーセナルにとっては、ホームで最高の形での締めくくりとなった。この勢いをCLに持ち込めるか。