コパ・アメリカグループB第1戦。前回王者ウルグアイがジャマイカと対戦し、1-0で勝利した。

前回大会に続く連覇を目指すウルグアイだが、噛み付き行為によりルイス・スアレスを欠いたまま試合に臨む。

前半30分にはジャマイカが右サイドのコーナーキックからゴールを狙うが、惜しくもゴールならず。

37分にはグラウンダーのパスを受けたクリスティアン・ロドリゲスがマークをかわしつつシュート。しかしキーパーのナイスセーブにより得点には至らない。

直後の39分、ジャマイカにビッグチャンスが訪れる。カウンターからFWマトックスがキーパーと1対1の状況を作り出したのだ。しかし、頭で落としたボールをマトックスがジャストミートできず、貴重な得点機をフイにしてしまう。

41分にはウルグアイのカバーニがシュートの体勢から倒されたように見えたが、ホイッスルはなし。

静かな立ち上がりから一転、後半に怒涛のごとく両軍にチャンスが訪れたが、このチャンスを活かせず結局スコアレスで折り返す。

試合が動いたのは後半6分、左サイドのフリーキックから。一旦ファーに出して、ヘッドで折り返したボールをC・ロドリゲスが左足つま先で流し込んだ。うまくマークを外し、キーパーの逆をついた技ありのゴールだ。

苦しい状況に追い込まれたジャマイカ。高さと身体能力を活かしゴールを狙うが、なかなかシュートが枠内に飛ばない。結局そのままタイムアップ。前回王者ウルグアイは連覇に向けて好発進となった。