監督解任後初戦の水戸はシステムは同じ4-4-2。北朝鮮代表の金 聖基の代わりに入るのは細川。C大阪も同じ4-1-2-3ですが、GKは丹野、アンカーに扇原が入り、丸橋が左インサイドハーフ、左SBには染谷がまわりCBに茂庭が入る布陣。
序盤からコンパクトな4-4-2でCBとアンカーから出たボールにはプレッシングをかけ、ボールを運ばれると中盤と最終ラインの4-4で挟み込んでボールを奪う水戸がC大阪の攻撃を分断。
また奪ったボールはシンプルにSBの裏に縦にボールを入れ、FWとSHでポイントを作ってC大阪ゴールに迫ります。
37分にはCKから吉田が飛び込むものの枠外、前半終了間際には鈴木のシュートのこぼれ球を岩尾が押しこむもオフサイドと試合は水戸ペースで進んでいきますが、今シーズンここまでの試合同様、良い内容でゲームを運びながらもゴールを決めらない水戸。
すると55分に酒本のクロスに入っていく楠神に振り切られそうになった細川が楠神を引っ張って倒してPK。それを玉田が決めてC大阪が先制します。
直後にC大阪は、守備で後手を踏んでいた染谷に代えて吉野を投入。丸橋を左SBに回しSHに吉野とパブロが入る4-4-2に変更。マッチアップを合わせます。さらに楠神に代えて前線に田代を入れて逃げ切りを図りますが、SHのポジションがぐちゃぐちゃなのでC大阪はゲームをコントロールできない。
水戸は鈴木から山村へと前線をフレッシュな選手に入れ替え勢いを増し馬場のクロスから田向が決めて同点に。
水戸はその後もチャンスを作りますが決められずに1-1で終了となりました。